ロックバンド

ロックバンドがライブハウスで演奏する姿はカッコ良すぎ。

通信講座や音楽学校で楽器の演奏を学ばないまま独学で練習して、ライブハウスのステージに立つことを夢見る少年達はいくらでもいます。 バンドを結成して缶バッジやキーホルダーなどのノベルティグッズを作ったり・・・と妄想は膨らみます。 学校でしっかり基礎から正しく覚えたほうが効率良さそうな気もしますが、贔屓のバンドのCDを昼夜問わずに聞き続けてスコアブック(楽譜)も買い集め、 憧れのバンドマンの使っている楽器と同じようなタイプの物を真似して購入し、家で練習するのも情熱さえあれば上達のスピードが遅いとは限りません。 こんな風に演奏したい、その思いが強ければ自宅でギターの練習をしてたまに音楽スタジオでアンプを使って大音量で音を出していれば 難しいギターのコードもすぐに身につけることができるかもしれません。 いつかライブハウスで観客の前に立ちたい、その夢を叶えるため少ないお小遣いの中でやりくりしながら楽器を買ったりスタジオ代を捻出するのです。

エレキギターの弦を押さえる指の痛みにも慣れて皮が硬くなった頃、やっと弾けた「ジョニー・B.グッド(Johnny B. Goode)」の感動はいつまでも心に残るでしょう。 この曲はロックバンドを志す者ならだれでも知っている曲で、チャック・ベリーの代表作で多くのミュージシャンがカバーしていますし、 ロックバンドを組んだことのない人やライブハウスで演奏したことや観に行った事の無い人でもどこかで耳にしたことがあるような有名でご機嫌な曲です。 バンドをやろうと奮い立つ男の子なら好きなミュージシャンのひとりやふたりいますし、そのアーティストの楽曲をコピーしようとする熱意はとても滾っています。 なのでメガネをかけて音楽学校へ通うよりも吸収が早い部分があることは否定できず、トータルで見たらバランスよく能力が成長する学校のカリキュラムにも勝る、 そうした見方もあながち間違いではありません。

現在活躍しているミュージシャンにもお手本にしてきたアーティストがいるでしょうし、目標とするバンドがいたほうがわき目もふらずに頑張れるのです。 なので「ビートルズみたいなマッシュルームカットがボクには似合うんだ。よし、バンド組んでHEY JUDE(ヘイ・ジュード)をカバーしてライブハウスで演奏しよう」 と誓ったり、「アルフィーみたいなかっこいいロックバンドになっていろんな形のギターを集めたい」と思うことが楽器上達の近道になる場合もあるのです。 音楽にあまり興味のない人でもビートルズ(The Beatles)の名前位は知っていると思いますし、 今でもテレビから彼らの曲が流れない日はないのではないかと思えるほどしょっちゅう様々なジャンルの番組で使われているので、 曲名はあまり知らなくてもメロディーには馴染みがあるでしょう。

ビートルズは1962年にデビューしたロックバンドで、1970年に解散している伝説の多い超メジャーな4人グループです。 メンバーはジョン・レノン、(John Lennon)、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)、ジョージ・ハリスン、(George Harrison)、 リンゴ・スター(Ringo Starr)で、ファンならば写真を見ただけで名前を言い当てること位は造作もない、と胸を張って言い切れます。 音楽の仕事をしている人ならばビートルズの影響を必ず受けているとも言われるほど、後世に足跡をはっきりと残してくれた偉大なロックバンドです。 ブリティッシュサウンド、リバプールサウンドと形容されることからも分かる通り、 イギリス出身で、彼らの出身地だからという理由だけで英国に憧れて飛行機に乗って飛んでいく20代のバンドマンも少なくありません。

プロのミュージシャンの中にもライブハウスやコンサートホールで彼らの楽曲を演奏することは多々有り、誰もが知ってる曲として凄まじい盛り上がりを見せます。

他にも有名なロックバンドにはザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)やKiss(キッス)などがありますが、 日本のバンドよりも洋楽の中からお手本を選ぶ若者の方が多いようです。